okamokuの室内窓

okamokuの室内窓は、定型・規格品ではなく、現場に合わせたご希望のサイズ、お客様の様々なこだわりに合わせて全てオーダーメイドで製作しております。

チェッカーガラスや泡入りガラスなどの装飾ガラスを使用したり、格子をつけたり、アンティークペイントで仕上げたり。開き方の種類もさまざまで、観音開き窓、滑り出し窓(押し出し窓)、上げ下げ窓(電車窓)、引き違い窓などなど。

ガラスに目隠し効果を望む場合は、かすみガラス、チェッカーガラス、フローラガラスなどがお勧めで、窓越しにお互いの様子が見えるようにしたい場合は、透明ガラス、泡入りガラス、アーティスタがお勧めです。

窓に格子を入れれば、雰囲気がよりかわいらしくなりますし、格子無しでシンプルに装飾ガラスを楽しむのもいいですね。

素材はパイン材を使用し自然オイルで仕上げるナチュラルな仕上がりが特徴で、使い込むことで味わいが増していきます。

このページではokamokuで作る室内窓の特長についてご説明いたします。


素材について

okamokuで作る室内窓は、素朴で温かみのある木目が特徴的なパイン材を使用しております。

天然素材を使用しますので、使用上差支えない範囲での節の割れや、反り、ねじれや、シミ、傷などがある場合がございますが、それぞれ違った表情を持つ木の個性としてご理解ください。

仕上げについて

仕上げはオスモカラーという天然植物系のオイル(ワックス)で仕上げています。

オイル仕上げとは、植物などから作られるオイルやワックスを木の表面に塗り込む塗装法で、木の持つ調湿作用を妨げない、素材の手触りを生かしたやさしい仕上がりが特長です。

一般的なウレタン塗装のような、木の表面全体をコーティングする塗膜を生成しませんので、傷がつきやすかったり、シミがつきやすかったりしますが、それらはかえって窓をより味わい深いものへと変えてくれます。

木の手触りや素材感を感じつつ、愛情をもって大切にお使いください。

オスモカラー仕上げの他にも、バターミルクペイントを使用したアンティークペイント仕上げやお手入れのしやすいウレタン塗装仕上げ、無塗装等もございます。

手作り

okamokuの室内窓は、既製品の工場や規格品と違い、制作する窓のサイズや仕様に合わせて、各種部材を1から作りし出し、制作・組立・仕上げまで、全てを手作業で行います。

みなさんは制作過程を見る機会はほとんどないかと思われますが、その過程には髪の一本の誤差も許されないようなシビアな加工もあれば、適正適度なあそび代(クリアランス)をもたすなど、経験に裏付けされた職人の技術と知識が隠れています。
その経験と技術によって作られる室内窓は、お客様にも業者様にも好評で、okamokuの窓を手にした瞬間に、その丁寧な仕上がりとしっかりとした造りからくる安心感を感じていただけることと思います。

天然素材・手作りという特性上、どうしても使用に差支えのない範囲での「反り」、「ねじれ」、「傷」、「バリ」、「色ムラ」などが出てしまう場合がありますが、それは天然素材・手作り故に100%は避けられないことであり、このようなところがあるからこそ、均一化された商品とは違った、「個性豊かな素材感」と「手作りならではの人の温もり」を、より深く感じられる窓が出来上がるのです。

最後に

私たちは、常日頃より100%以上の製品づくりを心掛けています。しかし、そのことが絶対的なこだわりではありません。

お客様のご希望を限りなく取り入れ、少しでもお客様が理想とする室内窓がお届けできるようにと、構造や強度、作り方などに、さまざまな工夫を凝らしながら、お客様が一番に喜んでいただけるようにとの思いを込めて、一生懸命に制作をしております。

素材も人の手も完璧ではありません。どうぞ天然素材・手作りという特性をご理解いただき、パイン材の素朴な木目とオイル仕上げの優しい手触り、しっかりとした造りの中に見え隠れする手作りの温もりの感じられる、okamokuの室内窓をお使いいただければと幸いです。